友達がHSPと打ち明けて来たんだけど
どう接していいかわからない。
最近話題のHSPを皆さんはご存じですか?
いわゆる「繊細さん」と呼ばれる人々で、刺激に弱く社会に生きづらさを感じる人の事を指します。
この繊細さんは5人に1人居ると言われているんですよね。
今回は【もし友達がHSPと打ち明けてきたらどうするか?】をテーマに悩みを解決します。
この記事を読んでほしい人
- 友達がHSPと打ち明けてきて、付き合い方に困っている人
HSPの対応に困っている人は必見です!
HSPとの友達付き合いが難しい理由は?
HSPとの友達付き合いは難しいと思われがちです。
その理由を僕なりにまとめ見ました。
何故HSPは付き合い辛いのか
- その①:何を考えているかわからない
- その②:大人しいと思われている
- その③:ノリが悪い
以上の3つです。
順番に見ていきましょう。
その①:何を考えているかわからない
HSPの人は何を考えているかわからないように見られます。
何故か?それはHSPがいろんなことを考えているからです。
HSPは沢山の情報をキャッチし、物事を考えます。
しかも無意識にです。
その為自分ですら何を考えているかわからないこともあります。
1つの物事だけでなく、沢山のことを一斉に考えてしまうのです。
しかも一つの角度だけでなく、いろんな角度から考えます。
そのため、頭がグルグルと回転しており、何を考えているかわからないのです。
考えすぎて、何を考えているかわからないといことですね!
皆さんも集中するときは黙ることが多いですよね。
HSPの場合はその時間が長いので、余計に何を考えているかわからないと言われるのでしょう。
その②:大人しいと思われている
HSPは大人しいと思われています。
正確に言うとHSPでも種類がありますが、今回はごく一般的なHSPのご説明をします。
大人しいと思われる理由は、自分の意見を言いだせないからでしょう。
勇気が出ない、とか単純な理由ではありません。
先の先まで考えてしまい、自分の意見が通らないことがわかると言うことをあきらめてしまいます。
繊細さの感度が高いと、意見を言いだすこともままならないでしょう。
そのため、立場が非常にわかりづらく意見を持っていない人と見られてしまいます。
意見や考え方がわからない人は、最終的におとなしい人と見られてしまうんですね。
今の社会はそういった方々の活躍の場が乏しい印象がありますね。
その③:ノリが悪い
ノリが悪いと思われるのもHSPならではかもしれません。
何故かというと周りを気にしてしまい、楽しめないからです。
HSPは周りで起きていることに非常に敏感です。
そのため、いらぬ気遣いをしてしまい自分が心から楽しめません。
飲み会などでも、周りの人の顔色を見たり、この人は何を考えているんだろうと思ったり
飲み会が人間観察の場になってしまうんですね。
そしていらぬ気遣いをしすぎて、途中からしんどくなってきます。
30分くらいしたら「早く帰りたい」と思ってくるのがお決まりのパターンです。
早く帰りたいと思うことがわかっていると、飲み会の参加がめんどくさくなってくるのです。。。
HSPの友達との付き合い方【解決策】
HSPとの友達付き合いを悩む人も多いでしょう。
HSPである僕が実際にどうすれば良いか考えてみました。
HSPとの付き合いで大事なこと
- その①:HSPと言われても共感をしない
- その②:一人の人として接する
- その③:存在意義を見出す
以上の3つです。
順番に見ていきましょう。
その①:言われても共感をしない
HSPの中には「私HSPなんだよね」と伝えてくる人がいるでしょう。
そんな時は共感をしないようにしてください。
何故なら共感をしても良い方向に転ばないからです。
共感をしないほうが良い理由
・HSPについて共感をする。
→うんうん、と共感してもHSPからすると
「そうじゃないんだよね」と思われます。
独自の感覚なので共感しても、当てはまらないことが多いのです。
そうするとHSPは「共感してもらえないなぁ」とか「言っても意味ないのか」と考えてしまい
自ら殻にこもってしまうことが多いです。
そのため、安易に共感をしないほうがお互いにとって良いでしょう。
その②:一人の人として接する
HSPに大事なのは承認欲求を満たすことかもしれません。
何故ならHSPは人一倍自己肯定感が低いからです。
実際に友達と遊ぶ時ですら、「自分といて楽しいのかな」と考えがち。
そのため、「あなたといて楽しい」ということを表現してあげてください。
HSPの人の多くはまじめで、与えられた気持ち以上にお返ししてくれるはずです。
自己肯定感が低いからこそ、承認欲求が強いのです。
しかし、気質がら承認欲求を満たそうとアピールすることもありません。
本当に大事な友達がHSPであるならば、「あなたといて嬉しい」ということを表現してあげてくださいね。
その③:存在意義を見出す
HSPは自分で存在意義を見出すことが出来ません。
その為、なぜ一緒に居て楽しいのかを明確にしてあげるといいでしょう。
単純に一緒にいて楽しいからと言われても
「自分のどこが楽しいんだろう」と考えてしまいます。
素直に受け取れずに思考を張り巡らせてしまうんですね。
これは性格ではなく、無意識に脳がそうさせてしまうのです。
決して悪気があるとか、ひねくれてるとかではありません。
無意識に、知らぬ間にそういう思考に走ってしまうのです。
そのため、「あなたの○○が好きだから一緒にいて楽しい」と言われると
一種の正解が得られた気がして思考せずに済みます。
正解という安心が欲しいのかもしれません。
抽象的だと、無意識に考えてしまうので
具体的に相手に伝えてあげられるといいですね!
まとめ:HSPはHSPの為の概念。一人の人として変わらず接しよう!
HSPは病気ではありません。
一種の概念です。
そしてHSPと非HSPをわけることが大事なのではなく、
HSPが自分を認識し、どうやって社会と上手く付き合うかを助ける概念だと思ってください。
その為友人からHSPだと告げられても安易に共感してはいけません。
HSPといえど、一人ひとり性格も違うし、育ってきた環境も違います。
共感ではなく下記の大事なことを実践してみてください。
HSPとの付き合いで大事なこと
- その①:HSPと言われても共感をしない
- その②:一人の人として接する
- その③:存在意義を見出す
あなたとHSPの付き合い方が上手くいくように願っています!
難しく考えずに一人の人として付き合いましょう!