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HSP

HSPにはどのような特徴がある?HSPとは

2022年4月28日

HSPとは

HSPとは、1996年にエレイン・N・アーロン博士というアメリカの心理学者が提唱したもので、心理学概念です。

HSPとは

英語のHighly Sensitive Personの頭文字を取った言葉で、生まれつき神経が細やかで、視覚や聴覚などの感覚、感受性が非常に強く、敏感な気質を持った人のことを意味します。

HSPは環境や性格などの後天的なものではなく、先天的な生まれ持った性質であることがわかっています。
しかし、HSPは精神疾患などの病気や障がいというわけではなく、全人口の15〜20%、つまり5人に1人が当てはまっていると言われています。
そして、人間だけでなく、動物にも一定数この特性を有していることから、危機管理能力が強く、生物学的な生存戦略によるものだと考えられています。

HSPの特徴

次に、自分ももしかしたらHSPかもしれないと考えた時にも参考になる、具体的なHSPの特徴について説明していきます。

HSPには、DOES(ダズ)と言われる特徴的な4つの性質があります。以下で4つ紹介していきます。

①D:Depth of Processing/深い処理

どんな物事であっても、取り込んだ情報をじっくり捉え、深くさまざまな思考をめぐらせてしまいます。

洞察力が高いと言えるため、一を聞いて十のことを想像でき、気になったことについては納得するまで調べるという、とことん追究する傾向があります。
そのため、考える時間が長く、実際に行動に移すのに時間がかかってしまうこともあります。

②O:Overstimulation/刺激を過剰に受ける

刺激に対する反応が強く表れやすく、神経が高ぶりがちであるため、人よりも疲れやすいと感じます。
特に、不特定多数の人がたくさんいるような人混みなどは神経が高ぶりやすく、周囲の知らない人の話が気になってしまうことが多いです。

また、刺激を過剰に受けがちであるため、人からの何気ない言動でも傷つきやすいという一面もあります。
相手の感情や周りの雰囲気、気候の変化や電磁、目に見えないエネルギーにも反応しやすいと言われています。

③E:Emotional response and empathy/感情の反応が強い・共感力が強い

他人との心の境界線が薄く、共感力が高いことから、相手の感情の影響を受けやすいです。

感情移入が激しく、周りの人、そして小説やドラマを見ていても感情を読み取りやすく、自分に合わせることが多くあります。
時には過剰に同調して、気分や考えを引きずり込まれてしまうこともあります。

④S:Sensitivity to Subtleties/些細な刺激を察知する

五感などの感覚が鋭く、他の人が気づかないような音や光、匂いなど、些細な刺激にすぐ気づきます。

モーター音や時計の針など、些細なことであるため気になることがない人もいますが、HSPは周囲の雰囲気から、光、におい、食べ物、気候の変化など、微細な刺激に対しても影響を受けやすいことが多いです。
感覚の中でなにを察知しやすいかは人それぞれですが、なにかに対して敏感になってしまうというのが特徴の一つです。

HSPの人は感覚的な刺激に対して、扁桃体(無意識的に対応する脳の部位)の機能が過剰に働きがちで、刺激に強く反応し、不安や恐怖を感じやすいことが判明しています。

相手の気持ちを察知することができ、物事を深く探究できる反面、動揺しやすく、ストレスをためやすいとされています。

HSPとの上手い付き合い方

HSPそのものは病気でも障がいでもないため、治療する対象ではありませんが、心への刺激を受けやすいために、ストレスによるうつ病や胃腸炎などの疾患に繋がってしまうことも考えられます。

そこで、自分自身が置かれている環境や行動を変えることで対処することができます。
具体的には苦手だと感じる話や人とは距離を置き、自分が自然体でいられるような人間関係や環境を作ることを意識するといいでしょう。
そして自分1人だけの時間を作ることも大切だと言えます。また、外部からの刺激に敏感な方は、イヤホンをして雑音をシャットアウトする、周りが見えすぎないようにどの低いサングラスを使う、お気に入りの香りのアイテムを持ち歩くようにするなど、アイテムを用いて刺激を和らげるといいでしょう。

1人で対処できないようであれば、カウンセリングを受けたり、病院で適切なアドバイスをもらうこともおすすめします。

まとめ

感受性豊かで、ストレスを感じやすく、生きづらいと感じる方はHSPに当てはまっているかもしれません。
しかし、HSPはその人にとっての欠点となるものではなく、むしろ、生まれ持った才能であり、自分の得意なことであれば、高い集中力で追求することで成果を発揮できると言えるでしょう。
そのため、ネガティブな面だけを捉えるのではなく、自分の気持ちと向き合うことを大切にし、長所となる部分を意識していきましょう。

ぜひ、1人で抱え込みすぎず、周りを頼りながら自分に合った生活を見つけてみてください!

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