HSPという言葉が世間で認知し始められて来てから、自称HSP、繊細さんが増えた気がします。
ちょっと付き合いづらい人が多い印象です。
僕も最近HSPということに気付き、様々な検索をしてみました。自身の体験を含めてHSPが嫌われる理由と、HSPの本人が周囲に対して気をつけてるポイントを解説します。
HSPってなんぞや?という人はこちらをご覧ください。
【HSP目線から考えてみる】HSPは繊細で優しいのでしょうか?
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HSPがうざいと言われるのは【可哀想な自分を見てほしい】と見えるから。
HSPがうざいとかめんどくさいとか言われるのは、【可哀想な自分を見てほしい】と周りに見えるからだと僕は思っています。
HSPではなくても、【悲劇のヒロイン】ぶってる人って嫌われやすいですよね。
その現象がHSPに対しても起こっていると思うのです。
HSP自身はその悲劇のヒロインにも共感しちゃうんですけどね(笑)
HSPに気付いた後に大事なことは周りにHSPであることをわかってもらうのではなく
自分自身がHSPを深く知って、生きやすくするのが正しい在り方です。
HSPがうざいと思われないようにするためには
HSPがうざいと思われないようにするには自分がHSPであることをひけらかしてはいけません。
公にすることでHSP自身が生きにくくなるからです。
HSPは人口の2割程度と言われています。
5人に1人がHSPですが、それ以外はHSPではありません。
圧倒的に少数派、マイノリティなのです。
あなたがもしHSPで
「HSPはこういうところがあるんだよ」って他の人に言ったところで理解をしてくれる人は中々いません。
それどころか、めんどくさい人とレッテルを貼られる可能性が大いにあります。
自分がHSPであるならば、まずは自分がどういう人間なのかを理解することから始めましょう。
HSPは職場でもうざいと思われることも・・・
HSPが一番大変なのが職場環境だと感じます。
HSPはただでさえ周りの事を気にしすぎてしまうので、職場環境がどんな雰囲気であるのかはとても大事です。
特に大きな声を挙げられていたり、監視されているのはとても辛いと思います。
- 自分がなんか変なことしているんじゃないかな
- 何を考えて自分の事見ているんだろうな
- 自分じゃなくても怒られている人がいると、ドキドキする
こんな環境でいるとHSPさんはあれやこれやと考えて疲れてしまいます。
考えることが多いHSPは細かいルールがある職場環境は向いていないかもしれません。
そうして色々と考えているうちに、疲れてしまい本来のパフォーマンスが発揮できないんですね。
HSPの人に向いている環境は【HSP本人が解説】HSPさんは理想の働き方を考え直そう。という記事にまとめていますのでご覧ください。
恋愛面ではパートナーに気を遣うことがうざく感じられることも
HSPは恋愛面でも苦労することが多そうです。
中にはうざいと思われる可能性も・・・。
HSPは相手がどう思っているかを気にして、動くことがほとんどです。
パートナーのことを考えすぎて、自分がやりたいことも出来なくなり疲れることは大いにありえます。
また自分の気持ちを表すことにも躊躇をするため、相手からは何を考えているかわからないと思われがち。
自分の気持ちを持っていない。
常に相手をの顔色をうかがっている。
そんなパートナーだとうざいと思われる可能性が高いですね。
実際に僕は元奥さんに「何を考えているかわからない」と言われたことがあります。
【僕の赤裸々な過去】バツイチ男性が恋愛に慎重になる理由はこれです。
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HSPさんは自分の事を良く知ったうえで、相手にはしっかりと自分の意見を伝える必要がありますね。
HSPがうざいと思われる前に出来ること3つ
HSPはまず、自分がどの程度のHSPなのかを考えましょう。
診断でテストがあるのでチェックしてみることをお勧めします。
- その①:HSPであることを自覚する
- その②:自己肯定感を高める
- その③:目の前の相手に対し無理をしないこと
1つずつ解説していきますね。
その①:HSPであることを自覚する
HSPは自分がHSPであることをしっかりと自覚する必要があります。
HSPがどのように振舞うかで、相手がうざいと思うかどうかが変わるからですね。
例えば、自分がHSPであることを自覚していると、自分が置かれている状況が把握できるようになります。いわゆるセルフコントロールですね。
セルフコントロールが出来ることにより、状況に応じた判断や対応が出来るようになってきます。
やがてそれが大きな実りに変わることでしょう。
HSPの気質を知ったうえで取る行動を会得できれば、人生は100%好転すると思います。
✔ ただし、HSPだからと言ってふんぞり返ってはダメ。
HSPの気質に気付いたら、知らなかった人は救われると思います。
ですが、HSPは何も与えられた特権ではありません。
HSPではなくても苦しんでいる人は沢山いるので、
その点だけは勘違いをしないように気を付けましょう。
自分と相手が違うのではなく、自分が自分として居られるように考えたほうがよいかもしれません。
相手に気を遣うことは素晴らしいことなので、その塩梅を上手く使い分けられると良いですね。
ちなみに僕はHSPと分かってから、相手との距離感の取り方について考え直しました。
今まで距離感が近いのが正解と感じていましたが、ある程度距離があるほうが冷静に物事を考えられるようになったと思います。
その②:自己肯定感を高める
HSPの人は自己肯定感を高めましょう。
自己肯定感とは、いかに自分を認めているかどうかです。
自分という人間を愛しているか、HSPは自分に圧倒的に劣等感を感じています。
この”自己肯定感”を高めると自信が持てるようになり、周りを気にしすぎることがなくなります。
HSPの方は自己肯定感の低さから、仕事の面でも自分が行っている事が正しいかを気にしすぎてしまいます。
✔ 自己肯定感を高めるためには
自己肯定感を高めるためには、自分を褒めること。
何でもいいんです。
自分がその日に出来たことを褒めるようにしましょう。
「こんなこと褒められるうちに入らない・・・」と思わないように。
その時点で既に自己肯定感の低さを露呈していますからね(笑)
例えば、今日は疲れているけど家事をこなしたぞ!とか
今日はあの仕事上手くいったぞ!とか些細なことでもいいので自分を褒めるようにしましょうね。
HSPは付き合う人も大事なので、相性の良い人と付き合うことにも重要性はあります。
自分に自信が持てるようになってきたら、付き合う人も上手く考えていきましょう。
>> 【HSP30代男性が送る】HSPと相性の良い人はどんな人?
その③:目の前の相手に対し無理をしないこと
目の前の相手に対し無理をしないことはとても重要です。
HSPの人は相手の事を考え、無理をしたりいらぬ思考を考えてしまいがち。
今、この人はどう思っているんだろう。
周りの人はどう思っているんだろう。
HSPは気質として無意識に相手の事を考えてしまうのです。
別に相手が望んでいなくても考えることが多いので、目の前にある光景だけを見るようにしましょう。
空気を読むのが上手いのはHSPの特徴ですが、読みすぎて自分の意見がないと会社や仕事仲間には自分がない人と思われてしまうかもしれません。
自分は自分、しっかりと自分の意見があるならば周りのことを一度無視してあなたらしい意見を伝えてみましょう。
案外誰にも浮かばなかったアイデアが生まれているかもしれませんよ。
✔ 世の中は声が大きい人に左右されることが多い
実際に僕が経験した中で、やっぱり周りを気にせずに自分の意見を出せる人は強いです。
自分の意見に自信があること、それをしたところで軋轢が生まれないことがわかっているのだと思います。
HSPさんは「周りに変な風にとられたらどうしよう」と先に考えてしまいがちですが、
あなたの意見が本当は世の中にとって素晴らしいものになるかもしれません。
思い切って自分の意見を声に出すことから始めましょう。
まとめ:HSPはうざくない!正しく知って上手く付き合おう!
今回は「HSPはうざい、めんどくさいと思われているか」をテーマにお話ししてきました。
HSPであることに限らず、自分が自分らしく居れることが一番大事だと僕は思います。
自分らしく、というのが徐々に理解されてきている世の中になってきています。
良い環境に身を置いて自分の幸せに一歩でも近づいていきましょう。