なんとなく今の会社や仕事が合わない。
仕事辞めたいけど、転職先が決まっていないから怖い。
ただこのままズルズルいくのは嫌だからどうにかしたい。
仕事辞めたいって思うことはよくありますよね。
僕自身も、転職活動を二回しています。
そして二回目の転職活動で気付いたことがあります。
仕事辞めたい、転職活動は怖いというときほど転職活動をするべきです。
その内容を僕なりにお伝えできればと思います。
どんな時でも転職活動を始めておく理由
僕は今も転職活動をしています。
30歳という節目の年に、仕事について考えたことが一番の原因です。
そして今回の転職活動は結果的に始めて良かったと考えています。
何故ならば、自分のやりたいことが見えてきたからです。
✔ 何故転職活動を始めて良かったかを3つにまとめてみた
その他転職活動を始めて良かったことは以下の通りです。
- その①:自分の人生を考えるきっかけとなる
- その②:視野が広がる
- その③:自分のやりたいことの「カタチ」が見えてくる
順を追ってご説明していきます。
その①:自分の人生を考えるきっかけとなる
まずはこれが一番大きいかもしれませんね。
今、仕事がイヤだと考えることがあるでしょうか。
働きたくないと考えることがあるでしょうか。
それがなぜだか考えたことがありますか?
恐らく仕事が単調でつまらなかったり、やりたくない仕事をやっている、ということだと思います。
よく考えてみてください、あなたの人生はそれでいいんでしょうか。
本当は自分がやってみたいことがあるのに、変わるのが怖いと思っていませんか。
僕も同じようなことを考えていました。
「僕がやりたいのはホテルマンなんだろうか」
「自分にこの仕事が合っているのだろうか」
そう考えてもやもや仕事をしているうちに、精神的に参ってしまったのです。
✔ 思いきってホワイト企業を辞めて、自分がやりたいことを探したくなった
精神的に参った僕は、朝起きても体が動かなくなり、立ち上がることが出来ませんでした。
その前に3日間くらい、生きた心地がしていなかったことも1つの理由でしょう。
(何というか上手く息が出来なくて、このまま死ぬんじゃないかと思いながら過ごしてました)
そんな中、ホワイト企業を辞めて自分がやりたいことを探すことを決意します。
会社側からは焦らなくて良いから求職して復帰するという選択肢も与えてもらえました。
ですが僕は辞めることにしました。
自分がやりたいことを見つけるには何もかもフラットにしたかったからです。
良い人ばかりで、業界の中ではトップクラスに待遇が良く、辞めるのが勿体ないくらいだと思います。
もし僕がホテル業界に転職したい人がいれば必ずそのホテルをおススメするくらいです。
ですが、転職を決意しました。
それは人生を考えることと同義だったわけです。
自分がどうしたいのか、どう生きたいのか。
転職活動をすることで、
自分が何に喜びを感じるのか。
どう生きていきたいのか。
全てをフラットに考えることで、自分に素直になることができました。
「自分に素直であること」が何よりも大事だと感じたのです。
以下たいろーさんのユニコーン転職日記でも同様の事が書いてありますので、ぜひご覧ください。
その②:視野が広がる
2つ目は自分の視野が広がったことです。
ホテルの業界は外部との関りが非常に少ないんですよ。
お客様は基本的に来られるもので、自分たちからお客様を捕まえに行くことはないですしね。
そのような状況で働いていると、社会の情勢や他の会社との隔たりが出来てしまいます。
また、自分の視野がホテル内にばかり目が行ってしまうのでどんどんと視野が狭くなります。
お客様から沢山のお話を聞きますが、どうも自分事にして活かすことが出来ないんですね。
年齢が高くなるにつれ、ホテルマンは自分のスキルや置かれている境遇に怖くなり転職を考え始めるのです。
ホテルマンに多いのは「自分には他の仕事に活かせるスキル」がないと憂いている点です。
もちろん僕も例外ではありません。
✔ 転職で視野が広がるとは
まず第一に僕は絶対に転職をしなさいと言うつもりはないです。
何故なら別に今が幸せならば変わる必要もないだろうし、変わらなきゃって思っていないならば、転職しようとしても上手くいかないから。
ただ、閉塞感があったり外の世界を見てみたいと感じたなら転職活動は始めるべきだと考えます。
転職活動を通して視野が広がるからですね。
世の中にはどのような仕事があって、どんなビジネスモデルで、どんな風に自分と関わっているんだろうと考えることが出来ます。
普段働いているだけだと、わざわざ立ち止まって考えたりしないですよね。
でも転職活動を行うと、否が応でも新しい情報に触れることが出来るのです。
自分が知らなかった世界を知ることができる。
もっと世の中が広いことを知ることが出来る。
閉塞感があり、とにかく何かを変えたいと思うのであれば、まずは転職活動だけを始めてみても良いと思います。
その③:自分のやりたいことの「カタチ」が見えてくる
僕が今回の転職活動を通して一番良かったことは、ぼんやりとしていた「やりたいコト」が見えてきたことでした。
今悩んでいるあなたは、「自分のやりたいことがわからない」のが一番しんどいのではないのでしょうか。
その①でお伝えしたように僕も自分のやりたいコトがわからなかったです。
ですが転職活動を経て、ぼんやりとしていたものがわかる様になっていきました。
何故カタチが見えてきたのか?
その①で自分の人生について考えたこと。
その②で世の中の情報に触れたからだと思います。
じっくりと自分の人生について考える時間を設けたこと。
そして自分が今までの経験を踏まえてどのように仕事に向き合っていきたくなったのか。
この2点を考えたことで自分のやりたいコトの形が見えてきました。
僕はホテルマンとしてお客様が笑顔になることに喜びを感じていたように思いました。
ただそれは自分が無意識に作り出したイメージに過ぎず、自分が本当に喜びを感じていた部分は別にあったのです。
✔ 自分がやりたかったことが見えてきた
僕が喜びを感じていたことって何かというと、
同僚・アルバイトが笑顔で働いていること。
現状より何かを変えたい、良くしたいと考える発想力(妄想力)を使っているとき。
そして自分が何かを変えたことで、上手く回り始めて結果売り上げにつながるコト。
結果、僕は自分が主役になりお客様に対したいわけではなくて、自分以外の人たちが楽しく働ける空間や仕組みを作りたかったんだと感じました。
ホテルで働いていて、「お客様を幸せにしたい」と思い込んでいたと思います
でも実際は自分がそう思い込んでいただけで、自分が感じる喜びは別にあったのです。
転職活動を通じて、自分がやりたいことのカタチが見えてきました。
そして世の中にはたくさんの仕事があり、自分がやりたいことを実現できる仕事があることも知りました。
転職活動の始め方は大きく分けて3つ!
転職活動の始め方は大きく分けて3種類です。
- 転職サイトに登録する(能動的に進めていく)
- 転職エージェントを使う(受動的に進めていく)
- 検索をして仕事を探す(Google検索の結果などで仕事を探す)
個人的には全部やってみてほしいと思います。
ではそれぞれのメリットデメリットを紹介していきますね。
転職サイトを使うメリット・デメリット
転職といえば、まずは皆さん転職サイトへの登録を行うでしょう。
リクナビNEXT、マイナビ転職、エン転職、dodaなどがあげられるでしょうか。
これらの転職サイトを使うメリットは以下の通りです。
メリット
- 何といっても求人数が豊富!
- ジャンルわけされているので仕事を探しやすい!
- 転職=求人サイトと思われるくらい認知度が高いのでごくまれにレアな企業も。
- 履歴書や職務経歴書はデータで提出されるため、応募が簡単。
メリットとしてはやはり求人数の多さが挙げられると思います。
また応募も簡単なので、自分が少しでも興味があれば応募しやすいのも良い。
ですが転職サイトにもデメリットはあります。
デメリット
- 応募が簡単がゆえに、ライバルが多い。
- 自分がやりたいことがわかっていないと、仕事が見つけづらい。
- 非公開求人は転職エージェント経由となる。
僕も実際に使用していますが、求人が多いのは素直に素晴らしいと思います。
情報を取捨選択できる人であれば活用できるでしょう。
登録した時の僕はやりたいことがわかっていなかったので、逆にどう進めていいかわかりませんでした。
転職サイトは自分から能動的に転職活動が出来る人にお勧めです。
ちなみに転職サイトは先に挙げた4つは最低登録しておきましょう。
転職エージェントを使うメリット・デメリット
次に転職エージェントを使用する場合を見てみましょう。
個人的に転職エージェントは受動的に転職活動を進めたい人や、時間がない人にはお勧めのサービスとなります。
ほとんどの転職サイトがエージェントサービスを兼ねてますので、一緒に登録しても良いでしょう。
僕が使用した際のメリットデメリットをお伝えしますね。
メリット
- 非公開求人が多い!(優良求人)
- エージェントが転職活動をサポートしてくれる。
- 自分のやりたいことをヒアリングを受けて見つけることができる。
- エージェントが推薦してくれるので書類選考が通りやすい。
- その他条件面でも交渉に入ってくれる。
何となく文字面を見ると怪しい感じに聞こえますが、婚活サービス・マッチングサービスのようなものですね。
転職したい求職者と優秀な人材を見つけたい企業を繋ぎ合わせるのが転職エージェントです。
✔ こんな人におススメ
転職エージェントは何といっても忙しい現職の社員にうってつけのサービスです。
転職活動は時間が掛かりますし、自分に合う会社を探すのは大変です。
転職エージェントは、そんな転職に関わる作業を代行してくれます。
- 転職活動をしたいけど時間が足りない
- まずは情報だけでも集めたい
上記の人はまずは登録だけでもしてみる価値はありますよ!
(基本的に登録は無料です。求職者がお金を払うことはありません)
そんな転職エージェントにデメリットは以下の通り。
デメリット
- 非公開求人は全てが優良なものではない。
- 転職エージェントは担当により当たり外れがある。
- 自分が希望しているものと違う求人を送り付けてくる場合が多い。
転職エージェント最大のデメリットは「担当による」ということです。
丁寧なカウンセリングをする人もいれば、仕事はやってみないとわからないよ!って言う人もいるし、
仕事なので割り切らないとだめですよ!みたいに圧力をかけてくる人もいます。
転職エージェントを使う人は、自分に合うエージェントをしっかりと選ぶようにしましょう。
担当を変えてもらうことも可能なので、この人は合わないなと感じたらすぐに変えることをお勧めします。
僕は正直今回のエージェントは外れが多かったように思います。
カウンセリングやヒアリングがイマイチで、結局は自分で探すことにしました。
検索をして仕事を探すメリット・デメリット
検索でどのように仕事を探すかというと、単純にGoogle検索などで自分がやりたい職業を探すだけです。
何故、転職サイトやエージェント以外に検索を行うかというと、隠れ求人を見つけられる可能性が高いからですね。
メリット
- 隠れた良い求人を見つけることが出来る。
- 世の中には求人サイトが多数あるので、検索で探すことで情報がほぼ網羅できる。
- 自分がやりたい仕事がぼんやりとしていても似たような検索結果を出してくれる。
ちなみに僕が今行きたいなと感じているところは大手の求人サイトではなく、小さめのサイトから見つけたのでした。
その時はホテルの関する仕事をしたいが、外側から手伝える仕事がしたかったので"ホテル 営業"などで検索しました。
その中でホテルへの提案営業など多数候補が出てきており、ホテルで働く人たちが笑顔になれば良いなと思い、絞った感じです。
このように自分ではやりたいな!って仕事がわかっていても上手く見つけられない場合は検索をしてみるのも大いにありです!
逆に検索をして探した場合のデメリットは以下の通りです。
デメリット
- 終了した求人が出てくることが多い。
- 大手じゃない求人サイトの場合情報が少ない
- 自分で調べる時間がかかる。
- 調べ方が違うとヒットしない。
大きなデメリットはそこまでありませんが、終了した求人が出てくることが一番めんどくさかったですね。
見つけた!と思っても終了していたり・・・(笑)
あとは調べ方の方向がずれているとヒットしないので、その点でも仕事を探そうとするのに時間が掛かりました。
簡単に検索できるけど、本質に辿りつくのは難しいといった感じでしょうか。
今回の転職活動の探し方(ミソジンの場合)
僕の今回の転職活動の動機を改めて見ると・・・
ポイント
- 自分がこのままで良いのかという自問自答
- 働き方を変えてみたいという環境の変化
- ゆくゆくは独立をするためのスキル作り
大まかに書くと、この3つでした。
最初は自分が何をしたいのか、どういう道筋を立てて仕事をするべきなのかを明確にするために転職エージェントに相談しました。
使ったエージェントは6社程度。縁はなかったが登録は必須。
使用したエージェントは個人的なつながりも含めて6社程度。
前回の転職時にとても良いエージェントさんがいましたが、連絡が取れずに新たに申し込むことに。
今回の転職エージェントはとりあえず、バンバン紹介してヒットすれば良いや!って感じの紹介の仕方でした。
(カウンセリングの時に慎重に決めていきたいって言ってるのにな・・・)
なので転職活動の途中からは情報収集といった感じで使うことにしました。
もちろん良い所があれば応募はしていましたが、基本的には不合格の連続。
どことなく、求人内容の選定があっておらずミスマッチが多かったことが原因としても挙げられるでしょう。
(もちろん、自分の実力不足も加味したうえで書いてます)
今回でエージェントにあたり外れがあるということを強く痛感しました。
言い方は失礼かもしれませんが。
✔ 転職エージェントは情報収集としても優秀。
転職エージェントはその道のプロなので、転職市場の動向を聞くだけでも価値があります。
中でも本当に優秀なエージェントは「自分では無理なんじゃないか・・・」という会社でも、背中を押してサポートしてくれます。
まずは無料登録をして、エージェントの使い方を学びましょう。
ちなみに今回使ってみたエージェントは下記になります。
※他にもありますが、大手ではないので省きます。
依頼した転職エージェント
- リクルートエージェント
知名度NO.1の大手。大手で幅広いので求職者は登録必須。質は担当者にかなり左右される。 - dodaエージェント
こちらも登録必須。送ってくる求人はリクナビより多い!ただしマッチしないものが多い。 - ワークポート
IT関連の求人に強い。今伸びてきている会社なのでお宝求人に巡りあえる可能性あり。 - JAC Recruitment
求人数は他者に比べ少ないが、ヒアリング能力が高い。スキルがある人にはおススメ。 - 【番外編】マイナビ転職エージェント
大手の割にハードルが高く、最初の面談すらできず。
ミソジンは一度も受かったことなし・・・TOEICのスコアが重要とか。
物は試しで登録をしてみるのをおススメします。
次に自分がやりたい仕事の検索をしてみた。
転職エージェントからいくつかの求人情報をもらい吟味していく中で、少しずつ自分がやりたいことが固まってきました。
その中で自分がやってみたい仕事を言語化できるようにしてみました。
見えてきたカタチ
- 何だかんだホテルは好きだ。ホテルや観光関連には携わりたい。
- 僕が喜びを感じるのは身近な人の喜び。お客様を大事にする従業員を大事にしたい。
- 自分の経験を活かしたい。ホテルでもっと効率化できる部分を探し改善をしたい。
この点を考えると以下のような仕事が該当しますよね。
該当する仕事
- ホテルに対するソリューション営業
- ホテルのコンサルティング
- ホテルのHP作成代行
こんな感じで自分の携わり方がわかってきましたので検索をしてみると、意外とヒットするものがありました。
そしてヒットしたものを更に言語化し、検索結果がより精密になるようにして仕事を探していきました。
僕が今一番行きたい会社はこの方法で見つけました。
転職サイトを巡ってみた。
僕が転職サイトで登録したのは、4社。
どれも業界の大手って感じでしたが、一番良かったのはエン転職でした。
結果的にエン転職から仕事を探し転職活動に励むわけですが、
エン転職の良い所は他のサイトに比べ圧倒的に求職者にコミットしている点です。
この点はかなり目からウロコでした。
昔使ったときはあまり良い印象がなかったので・・・。
しかも他の3社は求人情報が被っていることが多かったのですが、
エン転職は全然ヒットしなかったような仕事先も見つかり、独自求人が多い印象でした。
とはいえ、どこから情報が入るかわからないのが求人情報。
少しでも良い転職先を見つけたいのであれば、僕が挙げた4社は登録しておいたほうが損がありません。
使った転職サイト
検索をして気になった求人があれば、登録をするという手もありです。
ただ転職先との出会いは運もあるので、なるべく早めに登録しておくことをお勧めします。
ちなみに上期が終わった今からの時期に求人数は多くなるそう。
登録するなら今の方が断然良いですよ!
まとめ:自分の将来の選択肢を増やすためにアンテナを張っておこう!
転職活動って、転職するときにすればいいやと思っていると思いますが、実はそうではありません。
いくら転職先に良い会社があっても、自分から情報を拾いに行かない限りは自分の方には来てくれませんよ。
なのでタイミングを逃さないように、自分の市場価値を測る為に、活動はいつでも動けるようにしておくことがおススメです。
普段から何かモヤモヤしている人は
今日この記事を見て、すぐに行動を起こしましょう!
僕も一緒に頑張っていきます!